投稿日: 2018年10 月27日
今回は「サービス俯瞰論」という授業の中で、企業事例紹介として、「サービスをマネジメントするとはどういうことか」というテーマでお話をさせて頂きました。
この講義では、まずサービス業における課題点(生産性をめぐる偏った議論、現場偏重等)を明確にし、その解決のための具体的アプローチについて事例を挙げながら考察しました。
「サービス」というと、捉えどころのない、複雑で難しいイメージを持たれることが多いですが、「事象」の中にある「究理」を見ると、物事がシンプルに見えてきます。日本のサービス、ホスピタリティ業の「究理」とは、「おもてなし」は無駄なコストではなく、生涯顧客を生む重要な価値であるということを論理的、科学的に検証することだと考えます。サービスとは、複雑なのではなく、とても有機的な存在であると言えるでしょう。
社会人学生である受講者との熱心な討議の場となりました。
参考リンク http://www.sec.gsm.kyoto-u.ac.jp/news/h290902-opning/
Comments