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第4回宿泊ダボス会議に登壇しました

財団法人宿泊施設活性化機構主催の,第4回宿泊ダボス会議(2019年5月23日於:衆議院第一議員会館)にて,当社代表が登壇し,これからのサービス&ホスピタリティ産業を支える経営人材像についての見解を述べました。

これからの社会における価値を創出する概念として「ホスピタリティ」はキーワードとなります。これは,サービス業における「心のこもったサービス」という意味ではなく,人間が創出する中核サービス価値という「広義のホスピタリティ」です。具体的には,時代や顧客のニーズの変化を先読みし、それに対応する企業や個々人の変化力といえるでしょう。

このような価値は,宿泊、観光産業など特定の産業に限らず、あらゆる産業において重要な価値となります。特に,AI、IoTなどデジタル変革時代において競争優位を獲得するための重要な要素です。ホスピタリティの実践に必要なデータやノウハウが蓄積される組織や場(例えば高品質ホテルなど)をハブとした産業横断的な連携(IH=Integrated Hospitality の実現)が1つの理想ではないかと考えます。

究理型で俯瞰的な思考のできる、次世代経営人材の育成を目指そうと,京都大学経営管理大学院は,米国コーネル大学School of Hotel Administration, Cornell SC Johnson College of Businessと連携し,2年間の修士課程カリキュラムを2019年4月よりスタートしました。次世代経営人材とは、IT社会、AIが進化する社会、ESG(Environment, Social, Governance)投資社会において、人間の役割を明確化し、無形資産を有効活用できる人材です。コーネル大学では、「ホスピタリティ」概念を発展させ,ツーリズムやホテルに限らず、シニアリビング(高級老人ホーム)の運営にも活用しています。「ホスピタリティ」が新しい価値を生み出す要素であることに着目しているのです。我が国においても,これを、理論的に、経営学的に捉え、有効な形で現場において実装することで、持続的で、豊かな人生100年時代を作れるのではないでしょうか。

この京都大学とコーネル大学の連携プログラムのポイントは、対象とする社会人学生をサービス業界に特化せず、「産業横断的」にプロジェクトを推進できるような、「俯瞰的な人材」を育成することを目的としている点にあります。

日本独自の価値に着目しながら,科学的な経営管理手法にアプロ―チする京都大学と,先進的な「ホスピタリティ・マネジメント」を追求するコーネル大学の両方で学べる,世界にも他に類を見ない,充実した,今こそ求められるプログラムであると思います。

参考:京都大学経営管理大学院HP http://www.gsm.kyoto-u.ac.jp/en/cornell.html

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