投稿日: 2018年2月23日
京都大学経営管理大学院が主催したシンポジウムの基調講演に登壇しました。
このシンポジウムは、「インテグレイティド・ホスピタリティ」という概念を一般の皆様にも分かりやすくお伝えすることを目的として開催されました。この概念を学ぶ新しいカリキュラムも経済産業省補助事業の一環として開発中です。
「インテグレイティド・ホスピタリティ(IH=Integrated Hospitality)」とは・・・?
Hospitalityというと日本では接客のイメージが高く、資本家或いは経営にかかわる事柄
ではないと考えられる傾向がありますが、実はIHの概念とは、接客やサービス業だけにとどまらず、製造業を含めた全産業に関わるテーマなのです。
また、それは事業の政策立案や資本家の思考(BS型思考)の今後のあるべき方向性を指し示すものであると私たちは理解しています。
従って、現在、京都大学経営管理大学院が開発を進めている新カリキュラムは、観光産業の経営人材育成に特化したものではなく、全産業横断的なマネジメント能力を有すHospitality人材を経営学的アプローチで育成していく取り組みであるという点で非常に有意義だと感じます。すなわち、経営資源を拡大させ、資本効率を向上させることのできるマネジメント人材の輩出を期待したいと思います。
関連サイト:京都大学経営管理大学院
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